紙創り ペーパープラントキット

作り方の紹介
How to make


エノコロ草の作り方が野崎様のご好意によりご覧になれます。
是非、参考にして貴方もチャレンジしてください。


http://digitalforce.blog.so-net.ne.jp/2008-09-15-1

紙創りでジオラマ用の樹木を作りましょう。
用意するのは紙創りの1/35雑木と手芸用地巻きワイヤー30#です。地巻きワイヤーはホームセンターや手芸店で入手できます。道具はカッターマット・デザインナイフ・ピンセット・木工用接着剤・カニグチクリップスタンド・ゴムシートなど。


まずは樹木を地巻きワイヤーで作ってみましょう。
あまり大きな樹木だと葉が足りませんので高さ10センチ程度の雑木にします。
まず、地巻きワイヤーを15センチ程度にハサミやニッパーで切断します。直径が2〜3ミリ程度になるように束ねてよくねじります。下から3センチぐらいから枝分けをします。3本づづ束ねて左右に分けます。分けた3本の小枝も付根をねじりましょう。分けたらまた幹をねじって少し上からまた3本左右に分ける作業を繰り返します。

左がねじり終わった樹木。ニッパーなどで余分な枝を切り落とします。右が枝を剪定した樹木。小枝は好みで自然な曲がりをつけてもいいでしょう。
身の回りにある樹木の枝振りを観察し、オリジナルの樹木もこの方法で創り出せます。

出来た樹木を木工用接着剤でコーティングします。
接着剤を幹に直接塗り、筆で伸ばしていきます。小枝に付かないようにねじれた部分だけに塗っていきます。塗り終えたら透明になるまで乾燥させましょう。
使った筆は必ず水できれいに洗う事。クリップスタンドが無い場合は洗濯ばさみなどで代用します。右は葉の塗装に使う塗料たち。

幹が乾くまで紙創りの雑木シートを塗装しましょう。
エアブラシでもいいですが今回は平筆で塗ってみます。使う塗料はラッカー系エナメル系、水性系どれでもいいんですが今回は水性のアクリル絵具を使います。必ず下に不要な紙(コピー用紙や広告紙)を敷きます。塗料をパレットなどに小分けして水で少し薄めます。
葉脈が埋まらない程度の濃さになるように不要部で試しながら調整します。
塗料は必ずシートをたたくように塗りましょう。決してこすらない事。破れてしまいます。
数枚塗ったら下の紙にくっつかないように場所を変えます。表が塗り終わったら裏も塗りましょう。
葉と台紙の隙間が塗料で埋まっていませんか。注意しましょう。塗り終わったらあわてずに完全に乾くまで待ちましょう。筆の手入れを忘れずに。

幹を仕上げましょう。接着剤が完全に透明になったら木の色に塗装しますが今回はタミヤのレッドブラウンをそのまま筆塗りしました。一色だと実感に乏しいので何色か使って立体感を出しました。木の幹色は樹木の種類によって多種多様の色がありますので観察してください。これで樹木の幹が完成です。

塗装しておいた葉をデザインナイフでつなぎ部を丁寧にカットします。カッターナイフでも構いません。決して切れていない部品をちぎらないように注意してください。仕上がりに影響しますよ。
カットした葉に表情をつけます。右の黒いマットはホームセンターで購入した天然ゴムシートです。手の平でもいいのですが結構、痛くなったりした為にプロモデラーの方が考えた方法です。葉を丸くクセを付ける為には先の硬くて丸い鉄筆を使います。なければ、つまようじの先を丸くしたもので結構です。平らなままより少し丸くするととてもリアル。根気よく総ての葉を丸くしてあげます。

丸くなった葉の付いた枝をピンセットで上向きに反らせましょう。つまりV字にする訳です。これで葉の部品が完成です。さっそく幹に付けてみましょう。
幹をクリップにはさんでおじぎさせます。葉は紙とはいえ、垂れてきますので葉の付く角度に幹を傾けます。葉のパーツに少量、接着剤を付け、枝に取り付けます。同じ向きの葉を接着したら木の幹を回転させて同じ様に葉を接着していきます。最初はあまり数多くつけずに数枚ずつにして感じをつかんでください。


葉シートの約半分を使ってみました。生茂った木にはなりませんがいい感じの雑木ができました。なれればこの程度の樹木が2〜3時間で出来るようになります。
葉に色の変化をつけて枯れかけの木にしたり、紅葉させたりと変化をつけてみてください。
いかがでしたか。自分のイメージした樹木になりましたか。
あなたのジオラマに早速、植え込んでください。ジオラマに息吹が宿ります。

樹木が出来たら今度はグランドワークを始めましょう。グランドワークはモデラーによって作風や使う材料が違いますが今回、ご紹介するのはひたすら簡単に作れてしまう紙創りバージョンです。用意するのは写真の材料だけ。下地はホームセンターで入手した断熱材(商品名、スタイロフォームやカネライトフォーム)です。テクスチャーは同じホームセンターで入手可能なじゅらく壁用材です。じゅらくは和風の室内壁用の材料で水で溶いて壁に塗り付けるコンクリートと同じものなんですが模型にも応用範囲が広く、安価ですので是非使ってみませんか。色も数種あり質感色合いとも土そのものズバリです。


まず、自分のイメージする情景を決めます。イメージが決まったらフォームを目的の大きさに鋸やカッターで切ります。次にイメージに合わせてカッターで凹凸をつけていきます。手を切らない様に注意。カッターである程度の起伏を付けたらサンドペーパーの180番ぐらいで角をならします。ちなみにフォームは熱線カッターなどでも切断できます。
左がペーパーで表情をつけた下地です。必ずイメージ通りかを確認します。右はじゅらくを撒く準備です。まず、下地に割り箸等を裏から挿しもち手を作ります。木工用接着剤を水で少し薄めて台所洗剤を数滴混入します。これは洗剤のもつ表面活性を利用して下地に塗った際、はじかないようにし、細かな部分にまで接着剤が入り込む様にする為です。水溶き接着剤は固まりがないようによく撹拌してください。
水溶き接着剤を広めの筆で裏以外全面に塗りましょう。裏に回った不要な接着剤をふき取り、じゅらくを手でふりかけます。もし、小石などを付ける場合はじゅらくの前に撒いてください。小石にはじゅらくが付きませんので振るい落とすと小石が出てきます。じゅらくを多めにふりかけて下地が見えない様にします。軽く振るい落として乾燥させましょう。約半日もすれば固まりますので塗装工程に入ります。塗料はアクリル系や水性を使いましょう。ラッカー系はフォームを溶かす恐れがあります。フォームの裏に塗って確かめてください。
左はじゅらくをまき終え、乾燥した状態です。このままでも地面に見えるでしょう。では下塗りです。今回はアクリル絵具の薄茶で下地を塗り乾燥させます。下塗りはあまり濃くない色で薄めに塗装しましょう。
下地塗装が乾くまで下草を作って見ましう。市販のグラスでも良いですが今回は麻ひもを使います。まず、麻ひもを塗料で染めます。乾燥の速いラッカー系かアクリル系がいいでしょう。麻ひもを塗料に浸し、軽くティッシュでふき取り、しばらく乾燥させ、長さ2ミリ程度に切ります。切った材料を手でほぐすと下草材料が出来上がります。スケールによって長さを調節しましょう。
下草をまきたい所に水溶き接着剤を筆で塗り、麻ひもの草を茶漉し(目の細かいふるい)に入れ、指でかき回しながらまいていきます。まき終えたら周りにこぼれた材料で足らない所に草を追加しましょう。
下草が乾燥したら仕上げに入ります。まず、土色に変化を付ける為にアクリル塗料で染込ませる様に塗ったりかすれかけの塗料でドライブラシをかけたりします。この時、草にも色が着いても大丈夫です。地面が出来たら草部分にグリーン系2〜3色でドライブラシをかけます。あまり強くこすると草が取れてしまうので加減してください。
左はグランドワーク完了です。断面部分に濃い茶色を塗って引き締めます。あとはお好みのベースに木工接着剤で固定しましょう。(見本のベースは着色しておりませんがオイルステンやニスを塗って仕上げます。)これでジオラマのステージが完了です。草や樹木、花を添えてみましょう。以上の工程でグランドワークが簡単に出来ますが自分で色々と試してオリジナルグランドを創作してみましょう。なを、ベースは100円ショップでも販売していますし、ホームセンターにも多種多様のベースがあります。覗いてみてください。
前回、ご紹介した雑木を植えてみました。いかがでしょうか。次回はここにヒマワリと雑草を植えましょう。ご質問等があれば下記お問合せからお願いします。ジオラマライフは楽しいですよ!!


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